【大根おろし】
1)加工用施設外観
2021年3月に完成した農産物処理加工施設
HACCPに準じた衛生管理を行っております。
2)原材料
主に自社で生産した原料を使用します。
3)原料冷蔵庫
温度管理と合わせて、加湿器により湿度管理も行うことで、鮮度を保持した原料の保管が可能です。
4)皮むき、半割
専用の皮むき機で大根の皮を剥きます。
最大1,400本/hの能力で、20枚(20面)の刃で剥くため、ロスが少なく残さも減らすことが出来ます。
皮を剥いた原料は、すべて2つに半割し、内部障害が無いか、剥き残しが無いかを1本1本チェックします。
5)次亜殺菌槽浸漬
食中毒の原因となる大腸菌や一般生菌を殺菌処理します。
6)原料最終チェック
殺菌した大根を水ですすいだ後、最終チェックをしながら、コンテナに移し替えていきます。
7)すりおろし
下処理室から加工室に移動し、いよいよ大根のすりおろしを行います。
最大1,000kg/h、すりおろしの粗さも変えることが出来ます。(鬼おろし等)
8)定量充填包装
すりおろした大根は、撹拌しながらポンプで自動包装機に送られ、フィルムに充填されます。
1袋500gが定番となっておりますが、少量、大容量パックも製造可能です。
出来上がった製品は、金属探知機へと送られますが、ここで目視による異物、袋破れが無いかの検査が行われます。
9)計量、異物検査
金属が探知された製品、重量エラーの製品は、自動で下に落とされる仕組みとなっております。
金属探知機と合わせて、重量不足が無いか、ウェイトチェッカーにて検査し、数量の管理もモニターで行います。
10)凍結処理
検査を通過した製品は、専用の容器に並べ、凍結の工程へと送られます。
国内でも数台しかない連続式液体凍結機を使用します。
-30℃でも凍結しないアルコールの特性を活かし、その中に浸すことで、わずか30分で芯まで完全に凍結します。
連続式のため、最大800kg/hの凍結が可能です。
11)冷凍保管
大根おろしの品質は、凍結時間の短さに比例します。
30分で凍結した大根おろしは、白く美しく、実際に解凍して食べた時に、離水(ドリップ)が少なく、すりおろし直後の大根の風味がします。
凍結させた製品は、箱詰めし、冷凍庫で保管されます。
30坪の冷凍庫では、最大50トンの製品保管が可能です。
【切り干し大根】
1)~3)は大根おろしに同じ
4)皮むき、トリミング、定寸切
専用の皮むき機で大根の皮を剥き、機械から出てきた大根を1本1本チェックし、大根の皮が残っていた場合は手作業で皮を剥いていきます。
トリミングまで終えた大根は、一定の長さに切ってスライス機に入れる準備をします。
5)スライス
定寸切した大根を専用機械でスライスしていきます。
スライスした原料は、この後、脱水機にて水分を飛ばします。
6)敷き並べ
脱水した原料を、専用の容器に均等に敷き並べていきます。
異物や異変が無いか、チェックを行います。
7)乾燥
敷き並べた原料は、乾燥機に収納し、セットが完了したら、いよいよ乾燥スタートです。
弊社の乾燥機は、100%電気乾燥となっており、燃料による製品汚染の心配が無いことが特徴です。
8)乾燥後
12~15時間かけて、じっくり乾燥することで、品質の良い切干し大根が出来上がります。
9)取り込み
出来上がった製品を取り込みます。
専用の容器に移して保管します。
10)袋詰め
業務用1kgや、市販用50gなどに袋詰して出荷いたします。
こちらは50gの小袋詰めした商品です。
【冷凍焼き芋】
自社生産し、貯蔵したサツマイモを焼いて冷凍させた「冷凍焼き芋」も取り扱いしております。
ネット販売 やふるさと納税の返礼品として人気がございます。